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Netflix韓国ドラマの話題作「パラサイト 半地下の家族」の視聴と感想

ここでは、Netflixで配信中の作品を視聴してみた感想とオススメできるポイントなどを記載しております!皆さんの視聴選定にお役立て頂けたらと思います(^^)

今回は、パラサイト 半地下の家族を視聴した感想です!

『パラサイト 半地下の家族』は、韓国のボン・ジュンホ監督が手掛けた2019年の映画です。

この映画は、貧困と富裕の格差や階級闘争を描いた社会派サスペンスであり、第92回アカデミー賞で作品賞や監督賞など4部門を受賞しました。

「パラサイト 半地下の家族」のあらすじ

半地下住宅に暮らす貧しいキム一家は、父ギテク(ソン・ガンホ)、母チュンスク(チャン・ヘジン)、息子ギウ(チェ・ウシク)、娘ギジョン(パク・ソダム)の4人です。

彼らは内職やバイトでかろうじて生活していますが、常に金銭的な苦労に悩まされています。

ある日、ギウの友人ミニョク(パク・セジュン)が留学中に代わって高級住宅に住むパク一家の娘ダヒェ(チョン・ジソ)に英語を教えるバイトを紹介してくれます。

ミニョクはギウに自分が好きなダヒェと付き合うように仕向けるつもりだと言います。

ギウは偽造した大学卒業証明書を持ってパク一家の豪邸へ行きます。

そこで彼はパク夫人(チョ・ヨジョン)と対面します。

パク夫人は美しくて優しいですが、天然で抜けているところがあります。

彼女はダヒェから「キム先生」と呼ばれるように指示されたギウを気に入り、英語教師として雇います。

その後、ギウは妹のギジョンも豪邸へ連れて行きます。

彼女は美術大学受験生を装ってパク一家の息子ダソン(チョン・ヒョウン)に絵を教える芸術療法士として雇われます。

彼女もまた偽造した資格証明書を使ってパク夫人を騙します。

次にキム一家は父親のギテクも豪邸へ送り込みます。

彼らは運転手ムングバング(イ・ジョングィ)が性的関係を持ったと思わせるような演出をして解雇させ、代わりに自分たちが知っている信頼できる運転手がいるという口実で紹介します・・・。

「パラサイト 半地下の家族」を視聴てみた感想

『パラサイト 半地下の家族』は、私にとって衝撃的な映画でした。

貧富の差や社会の不公平さを鋭く描き出していますが、それだけではなく、人間の欲望や矛盾や愛情や憎しみなど、さまざまな感情や思想を深く掘り下げています。

笑いあり涙ありスリルありというエンターテイメント性も高く、観ていて飽きさせることがありませんでした。

この映画の登場人物たちは、一見すると単純に分類できそうですが、実はそうではありません。

キム一家は貧乏で悪質な詐欺師ですが、彼らにも家族愛や努力心や夢があります。

パク一家は金持ちで傲慢なエリートですが、彼らにも優しさや脆さや不安があります。

そして、地下室に隠れ住むムンガンセ(イ・ソンギュン)とチョンスク(イ・ジョンウン)夫婦は最も哀れで狂気的な存在ですが、彼らにも忠誠心や信仰心や愛情があります。

この映画では、これらの登場人物たちが互いに影響し合いながら悲劇的な結末へと向かっていきます。

その過程で見えてくるのは、「パラサイト」という言葉の意味です。

「パラサイト」とは、「他者から栄養を得て生活する生物」のことです。

この映画では、「パラサイト」はキム一家だけではなく、パク一家やムン夫婦も含めて全ての登場人物を指しています 。

キム一家はパク一家から金銭的な栄養を得ようとします。

しかし彼らはそれだけでは満足せず、パク一家の豪邸や生活スタイルに憧れたり妬んだりします。

彼らは自分たちの立場を忘れてしまい、危険な行動に走ります 。

パク一家はキム一家から知識的や芸術的な栄養を得ようとしますが彼らはそれだけでは満足せず、キム一家を見下したり利用したりします。

彼らは自分たちの特権を認めずに偽善的な態度を取ります 。

ムン夫婦は地下室から食料や電気などの物質的な栄養を得ようとします。

しかし彼らはそれだけでは満足せず、パク氏(イ・ソニョル)に対する盲目的な敬愛や依存心を抱きます。

彼らは自分たちの現実を受け入れずに狂気的な行動に走ります 。

このように、「パラサイト」たちは互いに寄生し合っていますが、同時に互いに排除し合ってもいます。

この映画のクライマックスは、パク一家が開く誕生日パーティーです。

このパーティーには、キム一家とムン夫婦がそれぞれの目的で参加します。

キム一家はパク一家の豪邸を手に入れるために、ムン夫婦を地下室に閉じ込めようとします。

ムン夫婦はパク氏に助けを求めるために、地下室から脱出しようとします。

しかし、この計画は全て失敗に終わります。ムン夫婦はキム一家と激しく争い、ギジョンを刺殺されます。

ギウは復讐のためにムンガンセを刺殺し、最も衝撃的なことに、ギテクはパク氏が自分の臭いを嫌った表情を見て憤慨し、彼を刺殺します。

この映画の結末は、…悲惨なものです。

ギテクは地下室に逃げ込み、警察から隠れています。

ギウは父親と連絡する方法を見つけますが、彼に会うことはできません。

彼はいつか豪邸を買って父親を救うという夢を語りますが、それは現実ではなく幻想です。

この映画では、「パラサイト」たちは自分たちの欲望や野心やプライドで自滅していきます。

「半地下」から「高台」へ上り詰めようとすることが、「半地下」へ落ちていくことになるのです 。

私はこの映画を観て、多くのことを考えさせられました。「パラサイト」という言葉が持つ意味やニュアンス、「半地下」という空間が象徴するもの、「高台」という場所が暗示するものなどです。

また、この映画では登場人物たちの表情や仕草や言葉遣いなど細かな演出も重要な役割を果たしています。

例えば、「臭い」というモチーフが何度も登場し、「半地下」から「高台」へ移動する際の階段や水道水や雨なども象徴的です。

私はこの映画が素晴らしい作品だと思います。ボン・ジュンホ監督は社会的な問題や人間的な感情や思想を巧みに描き出しています。

彼は観客に対して明確な答えや教訓を与えることはせず、自分で考えさせることで感動や衝撃や共感を呼び起こします。

私はこの映画を観て後悔しませんでしたし、むしろ感謝しました。

「パラサイト 半地下の家族」は私に忘れられない衝撃を与えてくれました!

オススメポイント

『パラサイト 半地下の家族』は、多くのオススメポイントがある映画です。私は以下の3つのポイントを挙げたいと思います。

1.ストーリーの展開が予測不能で驚きに満ちていること

この映画は、最初から最後まで観客を飽きさせないストーリー展開を見せてくれます。キム一家がパク一家に寄生していく過程は、巧妙な詐欺劇として楽しめます。しかし、地下室に隠れ住むムン夫婦が登場することで、物語は一気に暗く重くなります。そして、誕生日パーティーで起こる衝撃的な事件は、観客の心を揺さぶります。

この映画では、予想もしない展開や転回や衝撃が次々と起こります。それらは観客の感情や思考を刺激し、映画の世界に引き込みます。この映画は、単純な喜劇でも悲劇でもなく、複雑で多層的なドラマです。

2.登場人物たちが魅力的で共感できること

この映画では、登場人物たちが魅力的で共感できるように描かれています。彼らは単純に善悪や正義不正義に分けられるような存在ではありません。

彼らはそれぞれに欲望や野心やプライドや愛情や憎しみなどさまざまな感情や思想を持っており時に理性的で時に感情的で時に狂気的です。

この映画では、登場人物たちの表情や仕草や言葉遣いなど細かな演出も重要で、それらは彼らの性格や感情や関係性を表現しています。

例えば、「臭い」というモチーフが何度も登場し、「半地下」から「高台」へ移動する際の階段や水道水や雨なども象徴的です。

登場人物たちに対して同情したり嫌悪したり応援したり非難したりすることがあります。

しかし彼らは自分自身でも「パラサイト」であり、「半地下」から抜け出そうとする者たちです。

「高台」から見下ろす者たちもまた、「パラサイト」から逃れようとする者たちです。

「半地下」と「高台」という空間は、「貧困」と「富裕」という社会的な状況だけではなく、「人間」と「人間」という関係性も表しています。

3.映像美と音楽が素晴らしいこと

この映画では、映像美と音楽が素晴らしいこともオススメポイントです。

ボン・ジュンホ監督はカメラワークや照明や色彩などを巧みに使って映像表現を行っています。

「半地下」住宅と「高台」豪邸という対照的な空間を美しく描き出していて「半地下」住宅は暗く狭く汚いですが、「高台」豪邸は明るく広くきれいです。

「半地下」住宅は窓から見えるのはゴミや酒屋やトイレですが、「高台」豪邸は窓から見えるのは芝生や木々や空です。この映画では、映像が登場人物たちの生活環境や心理状態を表しています。

また、この映画では音楽も重要な役割を果たしています。

ジョン・ウィリアムズ(Jung Jae-il)が作曲したオリジナル・サウンドトラックは、映画の雰囲気や感情を引き立てています。

特に、「半地下」から「高台」へ移動する際に流れる「水道水のテーマ(The Belt of Faith)」や、「誕生日パーティーで起こる事件に対応するキム一家の行動を描く「計画(The Plan)」などは印象的です。

この映画では、音楽がストーリーの展開や登場人物たちの運命を表現していました。

以上が私のオススメポイントですが『パラサイト 半地下の家族』は、ストーリー展開が予測不能で驚きに満ちていること、登場人物たちが魅力的で共感できること、映像美と音楽が素晴らしいことなど多くのオススメポイントがある映画です。

いかがでしたでしょうか。

是非『パラサイト 半地下の家族』をご視聴ください!

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